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感情を抑えて自分を抑えて良い子ちゃんをやるのはもう卒業。30代、性と生のすべてにまつわる感情解放の日々の記録。メール相談はhttp://sarasainmidnight.hatenablog.com/entry/2017/07/22/142258

<怒り、憎しみ②>解放篇。それでもやっぱり人を愛したいから。

思いっきり人を憎んだことのある人ならわかると思う。

 

憎しみや恨みを感じているとき、どんなに心が重たくなるか。

どんなに他の物事や、物事の明るい部分が見えなくなるか。

どんなに苦しいか。

 

***

 

私は不倫を終えたあと、相手を思いっきり、心底、憎んだ。

一生許せないと思った。

私をないがしろにして、捨てて、何事もなかったかのように家族の元に戻って行って、そんな彼が許せなかった。

そんな彼が私より幸せになるなんて絶対に許しがたいことだった。

そんなものを見るくらいなら消えてしまった方がマシだ、と思った。

 

自分がこれほど人を憎むなんて自分でも意外だった。

ああもう自分は、以前のような純朴な自分にはもう戻れないんだな、と思った。

また、自分はこれから一生、この憎しみを抱えて生きていくことになるのかと思った。

自分の生が真っ黒に塗りつぶされたかのような感覚だった。

 

毎日、家で、泣きわめいた。

地団駄を踏んだ。

床に伏して拳をぶつけた。

 

***

 

そんな日々を数ヶ月続けて、ある日ふと感じた。

 

 

もう人を憎みたくない。

人を憎むなんて私らしくない。

私は私にもう人を憎ませたくない。

 

 

また人を、愛したい。

 

 

そう思った時、涙が溢れた。

その涙はそれまでとは違っていた。浄化の涙だと思った。

 

そこからの回復は早かった。

そんな自分が嬉しかった。

 

***

 

「人を憎むなんて私らしくない」そう思ったとはいえ、それまでの私は別に人懐っこいタイプでもないし、人に対してドライだったし、私らしくないかどうか本当のところはよくわからない。

 

でも、これまでに蓄えた過去の記憶が確かにあった。

 

 

見返りを求めず両親をただ愛した記憶。

たくさんの恋の記憶。

そして彼をただただ好きだった記憶。

たとえ歪みを含んだ関係だったとしても、ただただ愛したこと。

 

そのことを、その温かみを、思い出した。

 

人を愛する喜び。

その記憶と感覚は沈んだ心を押し上げてくれた。

静かで優しい、かつマグマが噴きあげるような、有無を言わせぬ激しさで。

 

どんなに傷を抱えていたとしても。

どんなに今暗くても。

 

 

パンドラの箱のように、最後の最後に残るもの。

 

存分に憎んだからこそ、感じれたもの。

 

きっと誰もが持っているもの。

 

 

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