昨日よりも自由。30代からの感情解放。★無料メール相談受付中★

感情を抑えて自分を抑えて良い子ちゃんをやるのはもう卒業。30代、性と生のすべてにまつわる感情解放の日々の記録。メール相談はhttp://sarasainmidnight.hatenablog.com/entry/2017/07/22/142258

他者の目を気にする人生と、自分自身を生きる人生と、その<あいだ>の時間。

今日もまた本の話から。

 

最近この小説を読んだ。

 

西加奈子「うつくしい人」。

 

うつくしい人 (幻冬舎文庫)

うつくしい人 (幻冬舎文庫)

 

 

 

この本すごい。出てくる人が皆「イタイ」人たちばかりなのだが、この当事者からするととてもプライベートな感覚を、著者は描ききっている。

 

 

幼い頃から失敗しないように、身内のあの人みたいにならないように、細心の注意を払って生きてきて、いかにすれば他人から感じよく見えるかを研究してきた挙げ句、破綻したり。

何不自由ない家庭で何の疑問を持たず育ってきたが、家の外の世界に出た途端、どうすればいいのか本当にわからなくなってしまったり。

ルールに忠実に従って”普通に”生きてきた筈が、いつの間にか自分が人から「変わってる」と言われる存在になっていることに気づいたり。

 

世界の片隅で忠実に正直に不器用に生きてきた人たちが、瀬戸内の小さな島で偶然出会うおはなし。

 

 

読みながら「あああ~~~!!」と変な雄叫びをあげそうになった。

もう、身に覚えがありすぎる、このイタイ・かゆい・恥ずかしい感じ。

 

これを小説にするなんて、西加奈子はすごい。

 

 

***

 

いつの頃からか気がつけば、

「いかに感じよく見えるか」

「いかに他人と齟齬のないように見えるか」

「嫌われないように」

というのが最大優先事項で、それに沿ってほぼ自動運転で生きてきた。

長年の経験上「他人の期待・要求」とか「その場の雰囲気」を瞬時に読み取ることができるので、どう振る舞えばいいかなんて自ずとわかってくる。

 

ずっとそうしてきた。

それでいいお給料もらえたり、他人に評価されることもあったし、それこそが自分らしさだと思ったこともあった。

でも、いつの頃からか苦しくて苦しくて、問題も起こるようになって、今までのようにはいかなくなってきた。あれ?あれ?あれ?あんなにうまくいってたのにな?

 

いろいろ考えて考えて考え抜いて、ようやく少ーしだけ、これまでのやり方を修正するタイミングなのだと理解できたけど、どーすればいいのか正直よくわからない。。。

 

自分らしさ?

ありのままの自分??

自分のやりたいようにやる???

他人軸から自分軸へのシフト????

 

わからない。。。

 

 

***

 

でも、↑これ、

わからないの当たり前ですよね。

 

だって、物心ついたときから叩き込まれてきたのは、真逆のことだったんだもの。

自分の周りに「自分らしく生きる」の見本なんて、いなかったもの。

自分のあらゆる欲求をガマンする方向に、叩き込まれてきたもの。

 

今までのやり方は変えたい、でも今、どうすればいいのかわからないのは、当然のこと。

 

他人軸から自分軸へシフトしていく時期って、やり方を180°変えるという大・工事を行うわけで、そして困ったことに自分の内側にまだハッキリした指標があるわけでもなく、闇の中を手探りで進むような苦しさと不確かさがある。ヒット感も少ない。

 

 

でも、苦しさと不確かさがあるから間違いかというと決してそうではない。

というか、何が間違いで何が正しいかとかそういうものではないのだと思う。正解を求めはじめると、また苦しくなる。

その過程ーーーハムスターの回転ぐるまのような、螺旋階段のようなーーーが大切なのだ。

とにかくなんでもやってみればいい。

そしてそこから出てくる感覚とか感情を感じればいい。その繰り返しなのだと思う。

 

と、言ってしまうと、”答え”が欲しい人は「なんだその雲を掴むような答えは!」と身悶えするとは思う。

 

私もずっとそう思っていた。

 

 

***

 

 

自分を救い出す、具体的な方法の例。

「うつくしい人」に出てくる主人公の女の子は、仕事を辞めたあと、どーにか苦しい状況から抜け出したくて、雑誌で見つけた瀬戸内の高級リゾートホテルにひとり旅に出ることにした。

 

私も苦しくなったら、旅に出るようにしている。いつも思考でガチガチの頭で、感覚や感情すらもあらかじめ思考しジャッジしているような状況だったのが、解放される瞬間があるから。そんな瞬間を積み重ねていくといいのではと思っている。

 

あるいは、お金がないときは読書。手っ取り早く済ませたいときは、映画。

そんな気力もないときは、好きなものばかりで済ます食事やマッサージ。

全部嫌なときは、ただ家に居る。

 

 

その繰り返しで生きています。

 

誰かへのヒントになるんだろうか。

 

 

 

***

 

 

無料メール相談受付中です〜

 

sarasainmidnight.hatenablog.com